中高年(30代後半から40代全般)になると、女性の薄毛が自然と増えてくるのは、エストロゲンと卵胞ホルモンが減少してくるから。
女性ホルモンには、女性らしさをつくるホルモンであるエストロゲンと、妊娠を助けるホルモンであるプロゲステロンがあり、毛髪の成長には、このエストロゲンが大きくかかわってきます。
エストロゲンが減少してくると、毛穴から3本出ていた毛髪が、1~2本に減少します。これが女性特有のびまん性脱毛症です。頭頂部を中心に、頭部全体の毛髪が少なくなる状態です。
エストロゲンは増やすことができる
エストロゲンは髪だけでなく、女性らしい身体作りにも一役買っているので、美人ホルモンとも呼ばれています。
エストロゲンは、初潮を迎える10代から30歳頃にピークを迎え、50歳前後の更年期まで緩やかに減っていきます。髪の衰えを感じるのも、ちょうど30代後半ころが多いのではないでしょうか?
エストロゲンが分泌されるのは、一生でティースプーン1杯分ほどといわれています。
ならば、歳だからと諦めるしかないのでしょうか?実はエストロゲンの減少を防ぐ方法があるので紹介させていただきます!
恋をする
恋をすると、女性はきれいになれるといいます。
それは「ドーパミン」や「セロトニン」といった脳内伝達物質がたくさん放出され、女性の脳は幸福感を感じ、気持ちが明るくなるから。
脳内伝達物質がたくさん放出されると、視床下部も動きもスムーズになり、エストロゲンが正常に分泌されます。
それにより女性の体は女性らしい丸みを帯びた身体になり、薄毛にも効果が!
これは片思いでも大丈夫です。
長く連れ添った旦那さまに、とてもときめくことなんて出来ないわ!って方は、映画俳優さんやスポーツ選手をターゲットにするのもいいですね。うちの母は孫のような年齢の羽生結弦くんにメロメロです(^^)
大豆製品をたべる
大豆に含まれる大豆イソフラボンは、大豆の胚芽に含まれているポリフェノールの一種で、エストロゲンに似た働きをします。
大豆製品といえば、納豆・豆腐・豆乳・きな粉・味噌汁など、日本人にとってなじみのある食べ物ばかり。高タンパク・低脂肪なのでカロリーを気にせず気軽に摂取できるのがありがたいですね。