実は普段当たり前のように行っている日常生活の中に、若い女性の薄毛の原因が隠れていました。
以下は日常に潜む、薄毛の主な原因です。薄毛を治すには、原因を知ることがとても重要となってきます。
以下はまだ若い20~30代の女性がなりやすい薄毛・脱毛の原因です。あなたはあてはまる項目がありましたか?
日常生活に潜む、薄毛の原因(20~30代)
- 高級アルコール系シャンプー(『ラウリル硫酸ナトリウム』もしくは『ラウレス硫酸ナトリウム』などの洗浄成分を含む)を使用している
- シャンプーは1日2回以上する
- ストレスがある
- 食事が適当になりがち
- ダイエットしている
- 睡眠時間が不定期
- パーマやカラーリングを頻繁に繰り返している
- たばこを吸う習慣がある
- いつも髪の分け目が同じである
高級アルコール系シャンプーを使用している
高級シャンプーとは、『ラウリル硫酸ナトリウム』もしくは『ラウレス硫酸ナトリウム』などの洗浄成分を含む)を使用しているシャンプーのことです。
間違ったヘアケアをご覧ください。
間違ったヘアケア
シャンプーは1日2回以上する
シャンプーの頻度はどれくらいですか?一日2度以上している人は、要注意です。
頭皮は皮脂に守られて、乾燥しないようにできています。しかし、脱脂性の高い高級アルコールシャンプーで皮脂を取り除いてしまうと、頭皮は乾燥し、毛が生えにくい環境になるからです。
薄毛に悩む人は、シャンプーは2日に一度程度にへらし、後の1日は湯シャン(シャンプーを使用しないでお湯で洗うこと)をお勧めします。
ストレスがある
ストレスのある生活を送っていませんか?
- 職場のストレス
- 人間関係
- 親戚付き合い
- 将来の展望
- 恋愛
- 競争社会
- 過労
女性ホルモンのバランスは、ストレスの影響で崩れます。
ホルモンバランスが崩れると、毛髪の成長期が短くなり、休止期が長くなります。その結果、ひとつの毛穴から出る毛髪の本数が減ったり、毛髪が痩せたり、髪の色素が薄くなったりします。
人は極度のストレスにあうと、円形脱毛症にかかったり、白髪が増えるのは、まさにこれですね。
また、薄毛になってしまったこと自体がストレスになり、薄毛が進行するという悪循環に陥りがちです。
食事が適当になりがち
忙しいからと言って、コンビニ弁当やファーストフードなんか食べていませんか?
コンビニ弁当やファーストフードの食べ物では、髪を生成するのに必要な栄養素がとることができません。
女性の薄毛に効く食べ物
睡眠時間が不定期
睡眠をとることにより、人は昼間の疲れやダメージを修復していきます。
それは心臓、肝臓、脳と、人にとって大事な部分から修復していきます。頭皮は生命に関係しないので、修復は後回しになってしまいます。慢性的な睡眠不足は頭皮の休眠状態に。なので、ぜひとも毎日十分な睡眠を心がけてください。
また、寝る前のコーヒー・紅茶に含まれるカフェインは、睡眠の質を低下させます。寝る前のPC・スマホもNG。脳が興奮し、眠りが浅くなることに。
同様の理由で、寝酒もNG。
また、人は体温が下がると眠くなります。なので寝る2~3時間前の入浴がお勧めです。
パーマやカラーリングを頻繁に繰り返している
髪のおしゃれは、ハイリスク
パーマやカラーリングは、頭皮に悪くないの?
パーマやカラーリングで髪が傷むのは明らかですし、頭皮だけ無傷なはずはないですよね。
美容師さんの薬剤にかぶれた手をみると、明らかだと思います。頻度は違いますが、それと同じことが自分の頭皮で行われているかとおもうと、ぞっとします。
パーマとは毛髪を溶剤で無理やり変形させる行為。
カラーリング(ヘアカラー)とは、溶液を毛髪の奥まで浸透させ染料を定着させる行為。とくにこの溶液は、非常に強いアレルギー反応を引き起こす可能性があるので、注意が必要です。
どちらも頭皮にとっては悪い影響を及ぼす可能性があるので、やらないにこしたことはありません。
特に縮毛矯正は、かなり強い溶液をもちいるので頭皮のダメージはまぬがれません。修練をつんだ、美容室やヘアサロンで施工することを強く勧めます。
パーマやカラーリングは気分をかえ、コンプレックスを軽減させてくれます。特に若いときは、まわりもおしゃれなヘアスタイルをしているし、自分だけそれをしないというのは、勇気がいるものです。しかし5年後、10年後の自分を見越してヘアケアに取り組んでほしいと思います。
たばこを吸う習慣がある
ストレス発散のために、喫煙。しかしその喫煙のせいで・・
たばこは“百害あって、一利なし”って昔から言いますよね。
まさにそのとおりで、頭皮にも多大なる悪影響を及ぼすことがわかっています。
女性が喫煙することによって薄毛になる理由
- ニコチンは血管を収縮させます。結果、頭皮に血液がいきわたらず、栄養や酸素が不足することに
- 喫煙すると、体内は一時的に一酸化中毒に。頭皮に酸素がいきわたらないことも
- 喫煙により、摂取した栄養素が減少してしまうので、頭皮に栄養がいきわたらない
- 喫煙により、様々な病気の発症。病気次第では、髪が抜けることも
ストレス発散のために吸った煙草のせいで、薄毛という新たなるストレスが生まれたのでは全く元も子もないですね。
いつも髪の分け目が同じである
いつも髪の分け目を同じ場所にしていませんか?もしくは、ポニーテール、お団子など髪を引っ張るヘアスタイルを頻繁にしていませんか?
私もそうでした。
10代の頃からロングヘアで、春先から夏、秋ごろまで簡易にお団子を作って髪をアップしていました。
髪が顔にかかると、アレルギー体質のせいかかゆくてしかたないので、まとめるヘアスタイルが多かったです。しかし、35歳ぐらいから急激に分け目あたりの毛が薄くなってきました。さらに2~3年経つと、分け目を中心に全体的に量が減ってきました。
これがいわゆる牽引性脱毛症(けんいんだつもうしょう)です。
牽引性脱毛症とは、分け目・結び目が薄毛になり地肌が目立つ状態のことです。髪が常に同じ方向に引っ張られることにより、起こります。
牽引性脱毛症は、若い女性にも多く存在します。
とくに屋外で活動するアスリートの方に多く見受けられます。さらに頭皮を紫外線にさらすことで、ダブルで症状が悪化してしまったのでしょう。